オホーツクテロワールドゥのなりたち

philosophyオホーツク・テロワール という考え方

2009年6月フランスの片田舎ボッフォール村を、現在の一般社団法人理事であるオホーツクの生産者、加工業者のメンバーが訊ね、 「地方自然公園制度」に触れる。
日本では限界集落と位置付けられる地域がいきいきとする姿を目の当たりにして、 疲弊していた農山漁村が短期間によみがえり、現在に至った大きな役割を担ったのが、この「地方自然公園制度」にあることを学ぶ。

Beaufort
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同年11月、オホーツク各地で農漁業、商工業を等を営むツアーメンバーを中心に、この地方自然公園制度を参考に、オホーツクの風土性を活かした新たな地域振興の方向性を探るため、 オホーツク地方自然公園構想検討会詳細を立ち上げました。
これが、オホーツク · テロワールの前身です。
オホーツクに似た国立公園、国定公園などの自然環境を活かし保全しながらそこで生活していく考え方なのです。

フランス AOC(産地呼称制度)の考え方から

フランス AOC(産地呼称制度)の考え方から

畑作を営むことができない山岳地帯にあるボフォール村でチーズ作りを視察。 特定の風土(テロワール)条件により作り出される産地や製法を認証したAOC”原産地呼称制度“により一見過酷な生活条件の中で生産されるボフォールチーズがこの称号を受けていました。
特徴ある風土によって作り出される特別な味が、都市部の消費者の生活を豊かにし、また生産する地方農村が技術を受け継ぎ、環境を守りながらその価値を認められ、 限界集落の村は再生し、人々の生活がしっかりと息づいていたことに大きな感動を覚えました。

Beaufort
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AOCとは?

原産地呼称制度により、産地や製法を認証した農産品等に与えられる称号。ボフォールチーズと名乗れるのは、フランスアルプス・サヴォア地方の草を食み、タリーヌ種とアボンダンス種という品種の牛のみからとれたミルクからできたチーズを言います。
ブルーチーズのロックフォールや、白カビチーズの王様 ブリード・モーなどが有名です。

About Usオホーツク・テロワールとは

オホーツク海に面した広大な地域がもつ特徴ある自然、気候、風土。
最果ての地とうたわれるこの地域に営まれてきた人間の生活、産業、文化、歴史などの価値に、地域の人たちが誇りを持ち、次世代に継承、発展させていくための
地域住民主体の活動をおこそう!
地域の人々自らが、考え、実行し見直しを繰り返し継続することが重要
この理念を基に、様々な活動がはじまりました!!!

あたらしいオホーツクのかたち